Global-PPSについて

「抗菌薬の使用状況と耐性に関する国際調査」(Global-PPS)は、世界各国の医療施設における抗菌薬処方と薬剤耐性を測定し、モニタリングを行なうことを目的とした、簡易なウェブベースのツールを無償で提供します。Global-PPSは調査を実施する医療施設の世界的なネットワークを確立しており、世界中の成人、小児、新生児の入院患者における抗菌薬処方の量と質、さらに薬剤耐性の程度を評価し、比較することのできる定量的な手段を提供しています。Global-PPSは抗菌薬使用と薬剤耐性への世界的な認知度向上を図り、医療資源や地理的環境が異なる国や地域での抗菌薬適正使用をめざす計画と支援に貢献しています。

Main aims - Critical benefits for the hospitals?

The Global-PPS provides a tool to:

提供されるフィードバック

データの入力と検証が完了すると、病院はフィードバック報告書のダウンロードが可能となります。これらの報告書は地域とのコミュニケーションや発表に活用いただけます。その医療施設の抗菌薬使用率が全国平均あるいは大陸平均の全体的な結果と比較して作図されます。フィードバックには、抗生物質に関するいくつかの質の指標に関する報告も記載されています。

さらに、病院は随時、それぞれのオリジナルデータをExcelファイルで抽出し、これらの独自の目的で分析することができます。

データ

データ収集は、入院患者を対象に行なう「1日調査」の実施を示します。この調査では、PPS実施当日の8時に、抗菌薬による治療を受けている患者さんに関する詳しいデータを収集します。

データは紙ベースで収集し、その後、ウェブベースのGlobal-PPSアプリケーションを用いてデータ入力・検証・報告を行います。

必須の項目は、患者さんの年齢と性別、抗菌薬、1回当たりの投与量、1日当たりの投与回数、投与経路です。抗菌薬以外にも、抗真菌剤、抗ウイルス剤、結核治療用抗生物質、抗マラリア薬も調査対象になります。その他の必須項目として、用意されたリストに基づいた感染症または予防の部位、治療の適応症(市中と院内どちらの感染症または予防か)、治療は検出された微生物や生物学的データまたはバイオマーカーのデータによって決定したか、などの項目が組み入れられています。オプションのHAIモジュールでは、侵襲的デバイスに関する詳細情報も収集の対象です(例えば末梢血管カテーテルや尿路留置カテーテルなど)。

分母となるデータは、各診療科における入院患者数と病床数です。

皆さんの本プロジェクトへの参加を心待ちにしています。

Foreseen timeline

2020年は3回の調査(2020年1月~4月、5月~8月、9月~12月)を予定しています。病院は2020年に最大3回までの間で参加回数を選択することができます。このため、介入に伴う変化を追跡したり、例えば季節変動などを調査することが可能です。

参加資格は設けていません。世界中のあらゆる医療施設の参加をお待ちしています。過去に、Global-PPSに参加したことのある病床数の多い医療施設に関しては、特定のタイプの病棟集合(例えばすべてのICU、すべての外科病棟またはすべての小児病棟など)を組み入れた施設の部分標本を対象として参加できます。実施したすべての調査結果を示す長期的なフィードバックレポートをダウンロードすることも可能です。

重要な点

Data are completely anonymously entered online on the Global-PPS tool and safeguarded at the ESAC server of the University of Antwerp. The data remains the property of the hospital. bioMérieux has no access to these data, nor does the University of Antwerp disclose hospital names to any third party, including bioMérieux. Participation of hospitals and all fieldwork at the hospital level is done on a voluntary basis. The Global-PPS team encourages regional or country specific analysis led by a “local collaborating participant” or the “national or regional Global-PPS participant”.

重要

Since the introduction of the new protocol in 2019, two ways of collecting data are possible:

  • The original, basic PPS allows to survey antimicrobial use, Healthcare-Associated Infections (HAI) and Antimicrobial Resistance
  • The full version of the PPS including an extra HAI module allows to survey invasive device use in more detail. In addition to the basic PPS, one extra form per patient on antimicrobials needs to be completed. The extra HAI module is completely optional.

The new protocol allows also the surveillance of COVID-19 patients.